？？？登園拒否？？？

さほは４月から始まった幼稚園を本当に楽しみにしていて、
順調すぎるほど順調に幼稚園生活を送ってきました。
園バスに乗ると振り返りもせず行ってしまうし、
帰りのバスからは、なかなか降りてこないし（まだ遊びたいらしい・・・）。
毎日のように泥んこ・びしょびしょで帰ってくるし。
　　　　　　　　（そういうコンセプトの幼稚園でもないんですけどね。（笑）
苦手なお野菜も、ちょっとはお弁当や給食で食べてくるようになったし。
とにかく楽しくて楽しくてしょうがない感じでした。
まぁ、どんなに疲れていてもテンションが上がってしまう様子が気にはなっていましたが・・・。

でもね～、そうはうまくはいきませんね。
さほが拒否したら、こうなるのは安易に想像できましたが、
大泣きして、暴れました～。

それは、昨日の朝のこと。

いつもなら、さっさと朝ごはんを食べ、大好きな幼稚園の体操服を着て、
まだまだ早い時間なのに、「早く行こうよ～！！！」とバス停に行きたがるさほ
なのに、

「幼稚園には行きたくない！」
「お着替えもしない！！！」

と断固拒否。
だんだん時間も迫っているので、着替えを手伝おうとするも、
泣きながらにげまわって、仕方なく、こうチチに押さえつけてもらって
強制的に着替えをしました。
それでもなお泣いて泣いて「行きたくない～～～！！！」と叫ぶさほ。

こうチチはいつもさほが出かける１５分前に家を出て行くのですが、
この日はもうあまりのすざまじさに、出て行けなくなりました・・・。
運悪くこういう日に限って、まとまった雨が降っていて、
傘をささずに行くのは不可能だったので、傘とさほを抱えると
どうしてもようを連れて行けない状態になってしまい、
申し訳ないことに、こうチチには少し遅刻してもらって、ようを家で
見てもらうことに・・・ごめん、こうチチ。
雨さえ降っていなければ、ようはオンブして行くんだが。

バスが来る時間になったので、またこうチチにさほの足を押さえつけてもらい、
なんとか靴をはかせ、（どうせ自分で歩かないんだから、最悪靴はカバンに
入れようと思っていたけど・・・）
暴れるさほを片手で抱きかかえて傘をさしバス停へ。
幸いバス停はウチのすぐ前なので、だどり付けたのだけれど、
雨の日ってバスが遅れることが多くて、「イヤだ」と泣くさほをかかえ、
バスを待ちました。（今腕が筋肉痛です・・・）

バスには年少の補助の先生が添乗していることが多いのですが、
この日も幸いさほが幼稚園で一番大好きな年少補助のＨ先生。
いつも上機嫌のさほを知っているだけに、Ｈ先生も目をまん丸くして
驚いていましたが、さすがベテランの先生だけあって、
泣いて暴れてすごいことになっているさほを、ほいっと抱えて
「さほちゃん、すぐよ～、大丈夫よ～」とにこやかにバスに収容して
行ってしまいました。
毎年のことなので慣れてはいるんでしょうが、あの状態のさほを
軽々と連れていってしまうあたり、さすが～、と感心してしいました。

担任の先生から電話をいただいて、状況を聞くと、
とぎどき泣き出すことはあるものの、基本的には園では楽しくすごせているとのこと。
まぁ、つらいけど、行ってしまえば大丈夫な状態らしい。

でも、帰ってきても、ずっと

「幼稚園はいや～。やめる。」
「お母さんと会いたくなっちゃう。さみしい～。」
「お母さんも一緒に来て。」

とさほらしくなく、メソメソ泣き続けてます。
本当にイヤなんだろうなぁ。

どうしてここにきて急に？とも思うけど、
まぁ、五月病みたいなものなんでしょう。

それに、ここ１，２ヶ月でかなり「お姉さん」らしくなってきたのも原因かな。
ようが生まれてもう１年。
はじめの頃は「自分も甘えたい！」というのを全面に押し出すように
ようをたたいたり、突き飛ばしたり、抱っこやおっぱいをやめさせようとしたり、
いろいろと抵抗をつづけていたのだけれど、
最近は「ようは赤ちゃんだからしょうがない」というのが、
頭で理解できてしまったようで、そういうことがすっかりなくなってきたのです。
でも、頭で理解してしまったものだから、気持ちがついていかないのでしょうね。
幼稚園に行き始めて、私といる時間も圧倒的に減ったので、
ただただ楽しかった幼稚園に慣れてきた頃、
甘えたい気持ちが噴出してしまったようです。

時々あふれ出るようにわぁ～っと泣き出して、情緒不安定なさほ。
幼稚園にはなんとか送りだそうとは思いますが、
帰ってきてからの時間をもう少し一緒に楽しめるように、工夫したいと思います。
私もこの一ヶ月は新生活に適応するのにいっぱいいっぱいで、
さほが家にいる時間はかなりバタバタしていたんですよね。

今日は天気が良かったので、厳戒態勢でようはオンブして、
バス停までさほを送りましたが、バスに乗る時はまた暴れました。
幼稚園のプールでスイミングの授業の日だったので、
おそるおそる見学に行ってきましたが、
それはそれは、楽しそうにかなり元気にはじけていらっしゃったので、
安心しました。
それでも、違う場面では何度か泣いているようですが、あれだけ楽しんでいるなら
どんなに泣いても行く価値はあるかなぁ、と自分の気持ちにふんぎりをつけてきました。

しばらくこの状態は続くと思うので、がんばらなくては～。
まぁ、一時的なことだと思うので、笑い話になる日を待つとします。